月一書店空想書店のあれこれ


by Qu-So

「旅する空想書店in熊本」 3月 sola目録 3

昨日バタバタと本の発送を終えました。
これもいれたい、あれもいれたい、いやこれはちょっとあれは…と
あれこれ悩んだのものの…
トータル62冊。

目録3は古書店らしいものをご紹介します。

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いじわるな天使から聞いた不思議な話  穂村弘

一度絶版になり、現在は「いじわるな天使」と改題して復版されました。
その絶版となった書籍で帯付きで、この画像よりデザイン○です。
穂村弘さんの短編集は不思議な世界感に溢れています。


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手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)  穂村弘
穂村弘さんの歌集、サイン付きです。
歌集が初めての方ちょっとびっくりな挿絵!


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貝のうた 沢村貞子

この本を花森安治さんとのご縁で復刻したことでエッセイスト沢村貞子が生まれたと言っても過言ではありません。
花森さんの装幀の大胆さ、沢村さんの衝撃な半生。
昭和の日本の姿のひとつです。

画像無し
犬と私  江藤淳

室生犀星詩集 

うぬぼれ鏡 萩原葉子

奇しくも出版年度は昭和42年。函入ハードカバー。
まだまだ本が大事にされて来た時代のものたち。
ぬくもりがあります。

歌集深見草  岡本かの子
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かの子さんの逡巡した想いが様々に詠われています。
やっぱり与謝野晶子さんの師だったと頷ける歌。
昭和15年刊行の、手書きの画、選び抜かれた紙と文字のデザインは当時の技術ならばこそ。是非お手に取ってご覧ください。

そのほかにも、サイン本や、蔵書者の印のあるもの、覚書の書かれたものなど
渡り歩いた本の足跡も古書の醍醐味だと思います。
以前の持ち主に会うことは奇跡といえることですが本を介在にその本にたいする想いを
共有するのも一興かと存じます。

なかには、一度売れてまた、手元に求めたものも!
だって、ぜひともみてほしいと思っているのですから。

熊本の皆様の胸に届きましたら幸いです。

(by そら)
by Qu-So | 2012-03-17 15:10 | 旅する空想書店